「暴力的な男はモテる」「弱者男性も強者男性になり、女性を支配したがっている」というそれぞれの誤解がどうして生まれるのか、一つの教室風景から見てとれる。どっちも集団からの疎外におびえ、強者にへつらってるだけなんだよね。 https://t.co/gffSVArfin
— zaedno⚡ (@zaedno) 2019年8月19日
少なくとも、私についてはこのような見立ては完全に的はずれである。これこそ、論敵を矮小化する心理の現れではないか? これらは誤解ではなく真実である。
なぜこのように真実を誤解と見なすような連中が現れるのか。端的に言ってしまえば、これを意思の問題だと思っているからである。「男は女を暴力で屈従させようとしている」「女は男を暴力で選択しようとしている」と考えるからおかしくなる。特に今どき、そんなことを考えている男女は少ない。これは理性や意思の問題ではない。「強者になった弱者男性が女を支配しようと行動する」のは、別にやりたいとか意思が介在しているわけではなく、自然とそうなってしまうだけだ。男はそこに存在するだけで暴力。そして人は暴力に惹かれ、特に男女間の場合は概してそこに性的な関係を伴う。これには自覚がない。ゆえにDVしてる男も「愛してるから」と言うし、されてる女も「本当は優しいんです」と言うんだよ。
これは繰り返し言ってることだけど、私は「暴力男は女にモテる」という事実について、それ自体を一次的に嫌だと思ったことはない。問題は二次的なもので、たとえばDV依存などの被害。逆に言えば、そういった被害が起こらない限り、暴力男が女にモテようがモテまいが、なんでそんなに神経質なのか理解に苦しむ。「顔がいい方がモテる」「女は若い方がモテる」「おっぱいがでかい女はモテる」「身長が高い男はモテる」なんて話はいくらでも転がっているだろう。
それと、「優しい男こそがモテてほしい」なんてのは二重にくだらないと思っていて、そもそもモテている状態が暴力性を帯びていることを無視していること。次に、暴力的でない男にモテを押し付けることの暴力性に無自覚なこと。完全にモテない状態はつらいかもしれないけど、モテる状態というのも来る相手を捌く必要があるし、複数の女性と性的な関係を持ち続けるなんて四六時中やることではないので、メリットは小さく、コストがかかる状態だ。ましてや、「優しい人」なら、その人が来る女を拒絶することの精神的負荷を考えたことがあるか? 逆に拒絶できなかったらどうなるか考えたことはあるか? 優しい人にモテを押し付けんなよ。「モテ」という状態に暴力が適してるから暴力男が女にモテるんだっつーの。
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コメント
1. 無題
2. Re: タイトルなし