"倭人クッキング"カテゴリーの記事一覧
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週刊アサヒ芸能で連載されていた「めしばな刑事タチバナ」で私が最初に読んだのがちょうど辛ラーメンの回で、その時このラーメンに興味を持ってカップのものを食べたのだけど、初めて食べたときはあまりに辛すぎて(辛いというより痛い)、とても食べられたものではないと思った。しかし、なんとなく気になって食べているうちにハマってしまい、現在では私が食べた回数の最も多いインスタントラーメンである。
カップで食べる際は卵を入れるのがお勧めで、私はこれで辛ラーメンにハマった。味がマイルドになり、コクも増す。初めて辛ラーメンを食べた際、味に厚みがないというか、正直言えば、辛さばかりが目立ってコクを感じなくて、そこが不満点であったが、これはしっかりとスープと麺を馴染ませていなかったことが原因であろう。麺とスープを一緒に熱してよく馴染ませれば、辛ラーメンは旨味を増す。調理次第で味に広がりがあるのが辛ラーメンの面白いところで、様々な食材と相性がよい。今回はトマトチーズ辛ラーメンと納豆汁なし辛ラーメンをつくった。
最近、引っ越したので鉄鍋が使える。えへへへ、鉄鍋。何を隠そう、私は鉄鍋が大好きなのです。好きな調理道具をひとつあげるなら鉄鍋。これ。
玉ねぎを炒めます。
きのこも炒める。
ホールトマトです。それと缶半分くらいの水も投入。
トマトの酸味は熱で飛びますのでよく炒めましょう。「なかなかトマトの酸っぱさが飛ばない」という人は油を足してください。油をトマトに浸透させるつもりで、なんなら揚げるくらいのつもりで炒めるとよいです。
ちょっと鶏肉を入れます。これは用意するのが面倒だし、味の面でも本来はウインナーの方がおすすめです。今回はヘルシー志向? なんとなく鶏肉を使いましたが、私も普段はウインナーを使ってます。
で、こちらに……。
辛ラーメンを……。
投入!!
火を弱めて蓋をします。
3分くらい待つとこんな感じ。
スープの素を入れて混ぜます。
これです。
ここに卵を入れて。
チーズをのせてから蓋をして3分熱します。
あとはパセリを振って完成!
ちなみにこれ、私は好んでよくつくってます。
次はこちら。まずはもやしを炒めます。
次に豆腐。
これらを炒めます。
ここで辛ラーメンを投入。底にたまる程度に水を入れて、蓋をして蒸らします。
スープを混ぜながら炒めます。
こんな感じ。ここで火を止めます。
そこに納豆を入れてかき混ぜます。
卵を入れて。
ねぎを散らして完成。
トマトチーズ辛ラーメンと違い、野菜が少ないので野菜炒めと一緒に食べました。PR -
チャンプルーは琉球語で「混ぜる」を意味し、現在では野菜と豆腐の炒め物のことを指す。
この語源はマレー語に求められると言われ、インドネシアやマレーシアでは、混ぜるを意味する単語は「チャンプール(campur)」である。東南アジアから琉球を通過し、ヤマトへと北上して、長崎では「ちゃんぽん」という料理にこの名が残る。その後、日本から朝鮮にも「チャンポン(짬뽕)」の語は伝わり、実に赤道直下から白熊の棲む雪国に至るまで、このチャンプルーという語は長い時間をかけて旅をしたことになる。
アルゼンチン南部の先住民族、マプチェ族の言語において「混ぜる」を意味する単語は「チャンプリーア(Champurria)」であるが、チャンプルーと関連性はわからない。もし、これが東南アジアから南アメリカ大陸に渡った、あるいは南アメリカ大陸から東南アジアに渡った単語であるならば、更なる人の移動と文化のダイナミズムを感じられるだろう。
チャンプルーといえば、ゴーヤを入れたゴーヤーチャンプルーが有名であるが、他にも、そうめんを入れたソーミンチャンプルー、もやしを用いたマーミナーチャンプルーなど、様々な種類が存在する。どれをつくろうか……よし、どれも混ぜてしまえ。チャンプルーとは、「混ぜる」という意味であるから、ゴーヤチャンプルーも、ソーミンチャンプルーも、マーミナーチャンプルーも、全部混ぜてしまって構うまい。名付けて、チャンプルー・チャンプルーだ。
というわけで、まずは豚肉。塩と胡椒で下味をつける。
次に豆腐の水抜き。
で、メイン? のゴーヤ。
こちら、にんじんとたまねぎと一緒に切る、斬る、KILL。
で、もやしとにら。
たまごを割り入れて。
スクランブルーダーッシュ。
これはいったん置いて。
豚肉を炒め、
ゴーヤを炒め、
にんじんを炒め、
たまねぎを炒め、
うーん、この時点で野菜炒めとして出してもいいかも……。
さらにもやしを炒め、
いい感じ。
ニラも炒め、
やはり、この時点でいい感じの野菜炒めに……。
豆腐はちぎりながら入れる。
ここでそうめんをゆでる。
ゆであがったら、水で洗う。
更に、ここでごま油を入れて、
混ぜます。こうすると、そうめんを炒めるとき、フライパンにくっつかなくて済む。
で、このいい感じに炒められたチャンプルーに……。
更にそうめんをチャンプルー!
混ぜる、混ぜる!(チャンプルー!)
醤油を入れて、
卵をのせて……
更にちゃんぷるー!
はい、完成。チャンプルー・チャンプルー
材料
豚肉こま切れ 300g
木綿豆腐 2丁
ゴーヤ 1つ
にんじん 1本
たまねぎ 1つ
もやし 1袋
ニラ 1束
そうめん 3束
しょうゆ 適量
塩 適量
こしょう 適量
ごま油 適量
1.豆腐を水抜きし、豚肉に下味をつける
2.ゴーヤ、にんじん、たまねぎ、にらを切る。
3.熱したフライパンに油をしき、たまごを混ぜて焼く。
4.たまごをいったん取り出して、豚肉を炒める。
5.ゴーヤ、にんじん、たまねぎ、もやし、にらの順に入れ、塩コショウをしながら炒める。
6.豆腐をちぎりながら入れて、さらに炒め、一旦火を止める。
7.そうめんをゆで、ゆであがったらザルにあげて水で冷まし、油をまぜて表面をコーティングする。
8.6で炒めたものとそうめんを混ぜ、醤油を鍋肌に回し入れながら炒める。
9、さらに3のたまごを混ぜて、軽く炒める。
10.完成!
みんなもちゃんぷれ! チャンプロード!! それがチャンピオンだ!!! -
ここんとこ、2日に1日のペースで断食してます。明日からまた1日1食の大喰らい生活に戻りますが。これまでの私、1日3食なんてどうやって食べてたんだろう……。一時期は、1日5食とか平気で食べてたか。ますますわからない。でも、天一行きたい。まあ、それはもうちょっと身体が安定してからにしよう。断食直後にあまりドカ食いをするとよくない。
というわけで、断食明けの食事。夜勤明けなのでさっさと飲んで食べて寝よう。
あらかじめ漬けておいた野菜。白いほうは塩と中華だし。赤いほうはキムチの素。これを齧りながら酒飲んだらよさげじゃないですか?
作り置きしてたポタージュ。野菜2000gと豆乳1000ml。ほぼ完全食なのではないか。断食すると、当然ながら1日に必要な野菜も摂取できないため、その分もたっぷりとる。
水分が飛んでるので豆乳追加。
貰い物のプレミアムモルツ。久々に朝から酒! (すぐ寝るけど)
こんなもんでどうでしょう。って、やっぱり肉っ気がほしい。
というわけで、魚を追加。うるめいわしの丸干し。
こんなもんでどうでしょう。
漬物と酒がメイン。
断食明けはこんなもんですね。酒飲んでいいのかわからないけど、飲んじゃった。 -
極真空手の創始者、大山倍達の「いわしを頭からバリバリ食べなさい」という教えに則り、うるめいわしの丸干しを購入。そのまま焼いて食べることにする。これはひとつの生き物の全身を食べることで、生命のすべてを栄養素として自らに取り込む東洋医学「一物全食」の考えに基づく。
焼いてます
いわしだけでは野菜が足りぬ、というわけで、野菜を中心としたサイドディッシュを作る。大山倍達も野菜をできるだけ摂取するように薦めていた。他にも、「白い米と書いて粕(カス)と読む!」と力説して玄米食を薦めたり、朝起きたらすぐに白湯で10倍に希釈した酢を飲むことを薦めたり、食事の際はよく噛んで唾液を分泌させ消化を助けるよう促したり……氏の食事法は近年流行するマクロビオティックによく似ている。
白湯を飲めhttps://macrobiotic-macrobi.com/%EF%BD%8Dacrobioticninki/%E3%83%9E%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%93%E3%82%AA%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E7%9A%84%E6%B0%B4%E5%88%86%E3%81%AE%E6%91%82%E3%82%8A%E6%96%B9/#i-3
酢を飲めhttps://www.bibeaute.com/article/330344
玄米を食えhttp://macrobicooking.net/1156.html
よく噛めhttps://ameblo.jp/hinata6ko/entry-12205573998.html
マクロビオティック自体、東洋医学の食事療法に由来するものだから、東洋食を実践していた大山倍達の食事法と近似するのは当然なんだけど、大山倍達の食事と同じものを美容に心を砕く主婦たちがとっている状況がなんだかおもしろい。
ちなみに、大山倍達は自身の紹介する食事法について、「実践した中で体験的に効果を実感したもので、科学的な裏付けはまったくない」と堂々と明言している。かっこいい……!
この圧倒的な自信。
山芋のヌルヌルネバネバになぜ滋養強壮の効果があるのか問われると、
精液に似てるから精がつくのではないかと推測する大山倍達。誰も彼を止めることはできない。
ところで、このような類推による思考法をアナロジカル・シンキング(類比思考)という。これはロジカル・シンキング(論理思考)と対比され、時に非論理的、非科学的として批難されるものであるが、物理学者の湯川秀樹は生涯、知魚楽というアナロジカルな説話を好んで引用した。これは古代中国の思想家・恵子の用いる論理に対し、同じく思想家の荘子が類比でやり込める話である。以下に湯川秀樹自身による知魚楽の訳を引用する。
この説話について、湯川秀樹は次のようにコメントしている。あるとき、荘子が恵子といっしょに川のほとりを散歩していた。恵子は物知りで、議論が好きな人だった。二人が橋の上に来かかったときに、荘子が言った。
「魚が水面に出て、ゆうゆうと泳いでいる。あれが魚の楽しみというものだ。」
すると恵子は、たちまち反論した。
「きみは魚じゃない。魚の楽しみがわかるはずないじゃないか。」
荘子が言うには、
「きみはぼくじゃない。ぼくに魚の楽しみがわからないということが、どうしてわかるのか。」
恵子はここぞと言った。
「ぼくはきみでない。だから、もちろんきみのことはわからない。きみは魚でない。だからきみには魚の楽しみがわからない。どうだ、ぼくの論法は完全無欠だろう。」
そこで荘子は答えた。
「ひとつ、議論の根元にたちもどってみようじゃないか。きみがぼくに『きみにどうして魚の楽しみがわかるか。』と聞いたときには、すでにきみはぼくに魚の楽しみがわかるかどうかを知っていた。ぼくは川のほとりで魚の楽しみがわかったのだ。」
創造性、偉大なる進歩は、思考の跳躍、アナロジカルシンキングによって得られるところが大きい。現場での機転、芸術や新進戦略においては固より、科学の発展においても同様である。この話は禅問答に似ているが、実はだいぶ違っている。禅はいつも科学の届かぬところへ話をもってゆくが、荘子と恵子の問答は、科学の合理性と実証性に、かかわりをもっているという見方もできる。恵子の論法のほうが荘子よりはるかに理路整然としているように見える。また魚の楽しみというような、はっきり定義もできず、実証も不可能なものを認めないというほうが、科学の伝統的な立場に近いように思われる。しかし、わたし自身は科学者の一人であるにもかかわらず、荘子の言わんとするところのほうに、より強く同感したくなるのである。
古くはタレスやヘラクレイトスのアルケー(万物の根源)への洞察も、アナロジカルシンキングから出発した。探求の原初に必要な思索とは、この感性によるものではないだろうか。デモクリトスの昔はおろか、十九世紀になっても、原子の存在の直接的証明はなかった。それにもかかわらず原子から出発した科学者たちのほうが、原子抜きで自然現象を理解しようとした科学者たちより、はるかに深くかつ広い自然認識に到達しえたのである。「実証されていない物事はいっさい、信じない。」という考え方が窮屈すぎることは、科学の歴史に照らせば、明々白々なのである。
なんの話だったっけ。そうだ、野菜のサイドディッシュだ。というわけで、まずはオリーブオイルを鍋に敷きます。
にんにくで香りをつけて、
たまねぎを炒めます。
たまねぎがしんなりしてきたら……。
サバの水煮缶を入れます。
一方、隣で焼けてるうるめいわし。
うるめいわしとサバで、魚が被ってしまったけど気にすることはありません。
このまま炒めます。
キノコを入れ忘れてたので、今更入れます。ほんとはたまねぎの次に炒めた方がいい。
しゃーない。バラしながら炒める。
サバの水煮の水分を飛んで、いい感じになったところで。
トマト缶を投入。
サバをトマトで煮ます。
塩コショウをしてしばらく待って……。
こんなもんですね。
ここでチーズを上にのせて……。
煮て溶かします。
タイムをふって、完成。
というわけで、優雅な昼食。ビールはノンアルコールです。
サバのトマト煮はこんな感じ。パンでもごはんでもスパゲティでもイケる。
ごちそうさま。魚がちょっと残ったので、また明日食べます。
8本食べちゃった。てへっ。 -
最近は辛ラーメンばかり食べてたんですが、地味に高いんだよなー、お金ないしどうしようかなー、というわけで、今回は安いインスタントラーメンを買って食べます。
で、買ったのがこちら。明星の評判屋とんこつ味。5袋で175円です。辛ラーメンだと360円。半額以下。
中の袋も安そうな感じ。まあ、安いだけあって味もそれなりです。
では、早速つくりましょう。
とはいえ、インスタントラーメンというのは、名前の通りお手軽簡単ジャンクフードなんで、沸騰した湯にドボンと入れたら終了。後は待つだけ。
麺を茹でた湯を捨てて、サラダ油やごま油を混ぜるとヘルシーだとか、さっぱりしておいしくなるとか、そういうこだわりの調法みたいなのもありますけど、それだったらインスタントじゃない中華そば買ったらいいんでないの、と私は思ってしまう。手軽でジャンクなのがいいんじゃあないか。あくまで個人的な好みですが、生麺の麺職人やラ王より、うまかっちゃんの方が好きです。
ただ、やっぱりせっかくの食事なんだし、野菜も少しくらい摂取しないとなー、と思ったりはするし、パッケージにも「お好みで肉・野菜などを加えますといっそうおいしく召し上がれます」とある。野菜を加えるのはメーカーも推奨する作法。なので、3分の待ち時間に、ちょっぴりラーメンに足すための野菜を用意しよう。ちょい足しというやつだ。
まずはこちら。
インスタントラーメン定番のもやし。昔はよく、そのままインスタント麺を作る鍋に放り込んでました。これだけで21円です。
次にこちら。
これまた定番のねぎ。3袋で108円なので、これで36円。
続いてこちら。
小松菜、にんじん、たまねぎ。小松菜は75円で3束だったので、これで25円。にんじんとたまねぎは3つで102円だったので、それぞれ34円です。ここまでの野菜を全部合わせると、144円ですね。ラーメン本体は35円ですので、合計179円。
にんじんと玉ねぎは炒めて入れます。
というか、めんどくさいからねぎももやしも小松菜も全部炒める。
完成が近づいてまいりました。
ちなみに、スープの素は半分くらい残して野菜に入れました。たかだかインスタント麺にのっけるだけの野菜に対して別の味付けをわざわざするのもなんだし、それだと塩分摂りすぎるし。
器に入れて……
野菜を乗せる!
完成!!
なんで全部野菜つかっちゃうかって、切り刻んだの残したら管理しきれなくて腐らせちゃうから。全部一回で使い切って全部食べちゃうのが私の場合は一番経済的。ちなみに、今回使った野菜は全部で766gです。
おしまい。
あとはバナナとか食べてるんで、これ一食+αの300円くらいで一日野菜果物あわせて1㎏くらい。