"ナンパ指南"カテゴリーの記事一覧
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reiさんとナンパの話してたら、久々にいろいろと頭に浮かんできた。まあ、昔とった杵柄ということで、なんとなく覚えてることでも。
まずは声をかけましょう。よくある質問に、「最初はなんと声をかけるのか」「声をかけるときの第一声はなにか」というものがありますが、なんでもいいです。「こんにちは」でいいのでは? というのも、そもそもみんな第一声なんか聞かないし、聞こえないからです。道端で人に声をかけられたとき、何を言われたか、はっきり聞き取れます? 「こんにちは」「すみません」「あ」「ねえ」「落としましたよ」……なんと声をかけられても、第一声なんてそんなにはっきり聞き取れるもんじゃないでしょう。第一声は気付かせるのが目的なので、基本的になんでもいいのです。コミュニケーションの基本はまず挨拶。人としての礼儀です。
そのあとでどんな話をするか、ですが、なんでもいいです。と言っても戸惑うでしょうから、例文。「こんにちはー。今からどちらに行かれるんですかー? 家に帰るんですかー。じゃあ、一緒に帰りますからご両親にあいさつしに行きましょうー」とか。「(タピオカミルクティー飲んでる女性に)何飲んでるんですかー? あー、待って。当てる、当てるから。うーん、ストロングゼロ?」とか。上手くいくかは知らん。内容なんてつまんなくていい。ノリが大事。別に話の内容はこういうネタ的なものじゃなくていいです。私はテンション上げるためにこんな感じの話し方をしてた面もあります。徐々にナンパ慣れしてきた頃は特にこんな感じでしたが、それから後になってくると喫煙所でライターを借りて、そのとき軽く世間話をして連絡先交換とか、そういうナンパが多くなりました。アクセサリーのキャラクターとかを見ながら話題にしたり。もはやナンパと気づかれないし、こちらもナンパという意識がなくなっていたのですが、会話自体に慣れると、変にナンパっぽく話すよりこれが一番いいんですよね、もう。いつでもできるし、誰にでもできるし。話自体をたのしめた方がいいわけで。
とはいえ、ナンパ初心者がいきなりそんなにベラベラ話ができるわけないやん。そりゃそうだ。なので、最初は「こんにちは。すみません、友達になりたいから話しかけました。よかったら連絡先を交換しませんか?」と話しかけましょう。丸暗記。とにかく、相手に向けて最後まで言うことだけを心がけて。そのうち慣れます。慣れたらいろいろ自由に言えるようになります。
「無視されたらつらくないか」という質問もあります。そりゃつらいです。でも、気にしない。「ダメだこりゃ、次いってみよー」と心の中で唱えてください。チョーさんを心に飼え。間違っても相手を恨んではなりません。勘違いしてはいけませんが、ナンパをするのが男性ならナンパを受け入れるかどうかの決定権は女性にあります。どうしても非対称です。待つしかない女より男は退屈しないのだから泣き言は言わないように(ジェンダーステレオタイプだ……)。これは男性向けナンパ記事なので、男性が追う側ですが、男女関係なく追う側の恋と追われる側の恋とは、そういうものです。しかたないと諦めるしかない。
自分から話しかける、ということは、主体的に自由を行使できるということです。つまり、他人に依存しないこと。自分で行い、自分で責任をもつ。待つ側は責任もありませんが、他人に依存します。自由をたのしみましょう。慣れるとその感覚がわかります。たぶん。PR -
休講なのに間違えて来たチャラ男っぽい奴が「あれ?教授いないやん。あっ、さーせん、今日休講っすか?w」って近くに座ってた女子に話しかけてたんだけど、その1分後には「てかLINE交換しません?w」って聞いてて、俺が見た中で出会ってからLINE聞くまでの最短記録更新してた。
— メーメル (@memel_ko1) 2016年10月25日
さて、上記を読んで、どう思われるだろうか。
口がよく回る、話の上手い、まるで住む世界の違う人にしかできないことのように思われただろうか。
また、女好きの男が、チャラチャラと女を引っ掛けてて、しょうもない、と思われただろうか。
私は、そうは思わない。
これを不思議なことと考えてはならない。
少し想像してみよう。
例えば、あなたがホビーショップでカードゲームをやっていたら、他のお客さんが声をかけてきた。
例えば、あなたが同人誌即売会に参加したとき、並んでいる人に、声をかけられた。
例えば、あなたが喫煙所にいたときに、火を貸してほしいと声をかけられた。
例えば、あなたが街を歩いていたら、人に道を尋ねられた。
こういったことは、なにか不思議なことがあるだろうか。
そこにあるのは、当然のように存在する、人と人とのコミュニケーションである。
そして、思い起こしてほしいのであるが、そういった声をかける人というのは、コミュニケーションの闊達な人ばかりであっただろうか。
そんなことはないだろう。
そして、あなたは、そういった人を、いつも疎ましく思っただろうか。
そんなこともないだろう。
人間の心は温かい。
温かい心は、あなたにも、他の人にも、当然ながら存在している。
話の上手いだの、下手だのごときは、その先の話である。
そして、想像してほしい。
ホビーショップで話しかけてきた人と、カードゲームのことを話し、同好の士と、別れ際にLINEアドレスの交換した。
同人即売会で話しかけてきた人と、好きな漫画の話をし、同好の士と、別れ際にLINEアドレスを交換した。
喫煙所で火を貸した人と、喫煙中に日常会話をして意気投合し、別れ際にLINEアドレスを交換した。
道を尋ねた人を案内し、その間の会話で意気投合し、別れ際にLINEアドレスを交換した。
これが不思議な話だろうか。
ナンパも同じである。
あるのは、人と人との対話である。
これを踏まえれば、最初のチャラ男さんの行為も、これまで例示した話となんら違いはないことが分かるだろう。
あなたが大学で授業を待っていたら、他の学生が授業について尋ねてきた。
大学で話しかけてきた人と、授業についてのことを話し、同じ大学の学生と、別れ際にLINEアドレスの交換した。
なにか特別なことであろうか。
不思議なことであろうか。
むしろ、先ほど挙げた例よりも、遥かにありふれた話ではないか。
そもそも、これはナンパなのか。
学生同士の友人関係は、こういったささいなきっかけでできるものじゃないのか。
では、先の例の、ホビーショップ、同人即売会、喫煙所、道案内なども、そんな出会いもあって当然ではないか。
これらが、恋愛関係に発展したとして、その出会いはナンパだろうか。
結局のところ、ナンパとそうでない出会いを弁別するものはあるのだろうか。
ナンパなど存在しないし、存在するなら、あらゆる出会いはナンパである。
世は広く、人は多い。
所詮は、虚仮の遊び場である。
道を歩いてる人のアクセサリーが気になったり、髪型が気になったり、読んでる本が気になったり、持ってる美術館のパンフレットが気になったら、声をかけてみればいい。
そして、その人と会話してみるといい。
そこにあるのは、人と人との対話であり、ただ、それだけである。
「ナンパ」と名をつけることで、あなたは呪われているのではないか。
賢しらを捨てよ。
名など、虚である。 -
ナンパをしたくても、その勇気がないという皆さん、ボンジョルノ。
まずは、あなたの意識改革から始めてみましょう。
あなたはなぜナンパができないのでしょうか。胸に手を当てて考えてほしいのです。
第一に考えられるのは「話しかけるのは迷惑と感じる女性もいるんじゃないカナー」というシャイな道徳感溢れる悩みであろう。
思い出してみてほしい。
「ナンパしたくてもできないんでちゅー。セックスしたいけど、話しかけられないんでちゅー」とか考えながら、街中や店内で女性をギョロギョロと見て、品定めしてる自分を。
客観的に。
冷静に。
そんな無様に考えながら公道を歩いてるだけで、既に迷惑である。そういう女性にとっては。
なに道徳者面してるんだ。