中田考氏は米軍作戦によるスレイマーニー暗殺を「アメリカのテロ」と非難。イラン当局と全く同じ評価。https://t.co/Bztoi2x2c1
— 飯山陽『 イスラム2.0』五刷決定、みなさまありがとうございます! (@IiyamaAkari) 2020年1月3日
私のアメリカの「テロ」に対しては、今日ツイートした通り、自制が効いている、と評価しており、イランの反応とは全く違う、。「テロ」と書けば「非難」だと、思い込むような短絡は社会科学の研究者には相応しくない。https://t.co/HECQXvJFL3 https://t.co/IGXUwcoWX3
— 中田考 (@HASSANKONAKATA) January 3, 2020
「飯山陽は短絡的で、研究者に相応しくない。」 https://t.co/3n5Hb0cBYl
— 飯山陽『 イスラム2.0』五刷決定、みなさまありがとうございます! (@IiyamaAkari) 2020年1月3日
学生時代から、指導教官や中東イスラム学界の有力者達に散々同じような人格攻撃、侮辱、誹謗中傷を受けてきたことがフラッシュバックしてきた。
— 飯山陽『 イスラム2.0』四刷決定、みなさまありがとうございます! (@IiyamaAkari) January 3, 2020
飯山が国際政治を論じるにあたって、中田考のツイートを引用したら本人に批判された図。
これを読んだとき、さすがに度肝を抜かれた。
『「テロ」と書けば「非難」だと、思い込むような短絡は社会科学の研究者には相応しくない。』という文言をどう読んだら、『「飯山陽は短絡的で、研究者に相応しくない。」 』になるんだ? 今回ばかりはさすがにヒいてしまった。
これは社会科学の研究者として致命的ではないだろうか。ただの早とちりではない。二回も読解を間違えている。専門分野に関する誤読と、それへの指摘に対する誤読である。前者だけならともかく、後者を重ねたのは痛い。これでは冷静なテキスト読解ができるとは思えない。
当たり前に読んだら、中田の批判は「この読み方は研究者としてはお粗末」といった程度のものでしかない。それに対してなぜ「名指しで研究者に適性がないって言われたー」などと喚いているのか。ある一つの行為に対して「プロとしてふさわしくない」という批判をしただけで、なぜ「職を辞せ」レベルにまで話が飛んでゆき、人格攻撃や誹謗中傷などと並べられないといけないのだろうか。
中田考が飯山陽を研究者にふさわしくないと考えているのかどうかはともかく、『「テロ」と書けば「非難」だと、思い込むような短絡は社会科学の研究者には相応しくない。』という批判を受けて、それを『「飯山陽は短絡的で、研究者に相応しくない。」 』などと読み取り、重ねて被害者面してファンを煽り味方を集めようとするような読解力とメンタリティは、確かに研究者にふさわしくないように思う。
私が中田考の立場なら飯山陽の反応を見れば、「そのようなつもりで言ったのではないが、そのように読み取り、そのような態度をとるのであれば、その通りである」くらいのことは思うよ。飯山の対応こそが短絡的である。
今のところ私は氏の研究内容について踏み込んだ批判をするつもりはないが、このようなお粗末な読解の連続、感情的な他人への煽動、これらを見ると、どうにも傍目には研究内容も怪しいものだと感じてしまう。相手を煽りつつ事あるごとに過去のトラウマを口にするスタイルは、まるで富野アニメのキャラクターのようだ。喋り方まで富野アニメのキャラクターみたいだし。
Twitterを見ている限り、飯山陽は学者というより政治活動家である。右翼の信奉者を引き連れて、いったいどこへ行こうというのか。飯山はいつも他の学者や左翼を罵っては「権威主義的な学者や左翼が政治的な煽動や感情を先行させ、実態を歪めたイスラム像を流布した。自分の紹介するイスラム教こそが真のイスラムだ」といった口ぶりで日夜煽動を行っているが、仮に学者や左翼がそうであったとして、そのアンチとしての飯山のイスラム観こそが正しいイスラム観なのか、まったく怪しいものである。飯山の言うアカデミズムの権威なるものが為すというイデオロギッシュで感情的な態度とまったく同じ態度をとっているのは飯山だからだ。
ところで、飯山が受けたというパワハラ? に関しての事実はわからないけど、自らの思い込みを先行させ、それに沿わぬ批判を不当だと思い込み、職業的な技術や能力への批判を人格への攻撃であると転換して自らを被害者だと思い込む、少なくとも今回の中田考に対する飯山の態度はそうである。
大学当時の飯山がそうであったかはわからないし、パワハラなどを受けたからこそトラウマでそうなったのかもしれないから、あまり詮索はしないが、今回に限ってみれば、中田考の批判を人格攻撃だとする飯山の告発は不当であると判断せざる得ないし、下手をすれば中田考への侮辱となるであろう。仕事への批判を人格攻撃だと挿げ替えてしまうような態度、常にこんな調子だったとしたら論文の批判などまったく受け付けることができないのではないか。
飯山は学者を名乗らず政治活動家をはっきり名乗った方が潔いのではないかと思うのだけど、そうなったらそうなったで、ねえ……。どうするんだろう。正直どちらかといえば今後が心配になってくる人物である。
こちらからのスピンオフ:
ここ数日ひさびさに結構Twitter見てた
http://wjn782.blog.fc2.com/blog-entry-466.html
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コメント
1. 無題
ひろゆきさんと高崎順子さんがフェミニズムについて対談した記事に対しても明らかな誤読がありましたし、あまり信用できないですね。
https://mobile.twitter.com/iiyamaakari/status/1225987318269411329
2. Re: タイトルなし
飯山さんのそちらのツイートには、女性ならではの葛藤があるんだろうなー、とは思いますので、なんとも言い難いですが、イスラム関連の話を読んでいると、論理との向き合い方について疑問が残ります。すごく硬直的なのに、ちゃんと読めてない。
3. 無題
4. Re: タイトルなし
5. 無題
Re:無題
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俺はグレート。グレートマジンガー。