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塗説録

愁いを天上に寄せ、憂いを地下に埋めん。

国威高揚バトルセックス

 国威高揚バトルセックスの時間だ!

 

国威高揚バトルセックスとは何か

 説明しよう。国威高揚バトルセックスとは、アメリカは性に開放的だという偏見に基づく性に奔放なパツキンボインのねーちゃんのボンキュッボンの豊満な身体とティーンの頃から豊富な性経験に由来するテクニックに日本人青年が圧倒されつつ、最後は巨砲ウタマロによって彼女を撃"チン"するというシナリオだ! これは敗戦国日本が自らのコンプレックスを慰撫するために発明されたポルノの一形態である。

 参考画像は1995年にフェアリーテイルから発売された『バーチャコール』に登場するクリスチーヌ・アルヌール。愛称はクリスである。

 

 普段はカタコトの日本語を用いる21歳のアメリカからの留学生であるが、イくときにはなぜか膣内ナカ射精シテ!という高度な漢字訓読をおこなう怪人。見ての通りボンキュッボンの豊満なボデーを有し、初体験は14歳ということで主人公はタジタジ。もちろんそこで「アメリカでは当たり前ダヨ!」等と雑なことを言う。日本にとってアメリカは自由の象徴なのだ。初体験の平均年齢が低いことの何が自由の証なのかはよくわからないが。

 そして当然のように主人公と会って数時間でベッドインし、行為のさ中には豊かな生経験で主人公を圧倒する。しかし最後は膣内射精ナカダシを自ら求めるに至るのは上述の通りである。話の筋に取り立てて際立った何かがあるわけではなく、ゆえにまさしく国威高揚バトルセックスの典型例であると言えよう。他のエロゲの国威高揚バトルセックスについても機会があれば今後また紹介していきたい。

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