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もちろん、私のけもフレナチス論は考えすぎではない。これは考えるほどのことではなく直感的にわかることだし、もしこれが考えすぎなら皆が考えなさすぎなのである。東夷さんのけもフレに対する解釈は考えすぎのような気もするけど、のけものがのけものでいられることが大事という点に関しては同意する。
— hts (@ninomai2) September 4, 2018
しかし、この人は私の論の正当性を認めるだけまともである。ほとんどの連中は私のけもフレナチス論を鼻で笑い、挙句の果てになぜかこの件で私はTwitterアカウントまで凍結された。正しいことを言ったにもかかわらず弾圧されたガリレオ・ガリレイの気持ちがよくわかる。
そういえば、昔組んでたバンドのギターと一緒にアニメ『あの花』を見ていたとき、彼が「ガリレオガリレイって変わったバンド名だよね。なんでこんな名前にしたんだろう」と言っていたから、私が「正しいことを言いながら誰にも理解されない人ってことなんじゃないの。そういう孤独感を表現した名前とか」と答えたら、「それは考えすぎ」と笑われた。全然あり得るだろ、これ。私はおかしくなんかない。おかしいのはお前らだ。
まあ、いい。けものフレンズの話だ。
けものフレンズはナチスである、と私は看破した。主題歌の歌詞が完全にナチスの思想を体現している。
しかしながら、ウヨオタはおろかリベサヨにも「けものはいてものけものはいない→世界平和!」「姿かたちも十人十色だから惹かれ合うの→多様性! 寛容!」などという腑抜けた解釈しかしないマヌケが多く、非常に嘆かわしい。所詮、リベサヨはリベサヨか。
もちろん、そんな解釈は間違っている。というより、やたらと反差別を論じる根拠に多様性を持ち出すのはナチスの考え方である。ナチスの幹部たちは多様性に満ちていた。ヒットラー、ゲッペルス、ヒムラー、ヘス、ゲーリング、多様な人材である。しかし、だからなんだというのだ? 多様性のために障害者やホームレス、同性愛者、ロマ、ユダヤ人の人権が保障されているわけではない。人権は社会全体のために存在しているのではなく、人間ひとりひとりにはじめから自然と備わったものだ。
けものフレンズの主題歌『ようこそジャパリパークへ』を次のように正しく読解すれば、これがたちどころにナチスの思想であることが判明する。
高らかに笑い笑えばフレンズ♪ → ユダヤ人をみんなで一緒に嘲笑しろ! 一緒に笑い合えない奴はフレンズではない! セルリアンだ!
けものはいてものけものはいない♪ → 労働に従事できない社会ののけものはガス室に入れろ! アルコール中毒患者や障害者は存在してはならない! 動物を保護するための法律を定めるが、ユダヤ人は豚以下だから皆殺しにしろ!
姿かたちも十人十色だから惹かれ合うの♪ → 女は産む機械であり、その機能を果たすために存在している! すべての女に優生学的に選ばれた男をあてがい、強制的に妊娠出産させろ! 同性愛者やトランスジェンダーは自らの姿かたちを生かしていない存在だから強制治療だ!
これこそが、けものフレンズの思想である。
けものフレンズの歌詞にある「けものはいてものけものはいない」とは、のけものでいる権利を剥奪することに他ならない。その人の尊厳をいくら蹂躙しようとも、「我々」に組み込まなくてはならず、そうでないならその人の存在を抹消する。それがけものフレンズの考え方である。
人権においては、のけものがのけもののままでいられる権利こそが重要であり、迎合しない者を存在しないものとして透明化することこそがナチスの考え方である。アウシュビッツとは何か。都合の悪い存在を見えなくするための施設である。そこに収容されたのは、みな「健全な社会」の「のけもの」たちである。
ドイツの敗戦後、アウシュビッツから解放された囚人たちを見た多くのドイツ国民はこういった。
「こんなことが起こってるなんて知らなかったんだ!」
それを聞いた囚人たちは叫んだ。
「いいや、あなたたちは知っていた!」
アウシュビッツの恐ろしさは、ただ虐殺の恐ろしさではない。存在するものを存在しないものとすることの恐ろしさなのだ。「目を逸らす」という極めて日常的な人間の行為を巨大な建築物として顕在させたのがアウシュビッツである。
ゆえに、「けものはいてものけものはいない」という思想を行使すれば、最終的にホームレスや障害者、同性愛者、ロマ、ユダヤ人を全員ガス室にぶち込むことになる。これがのけもの問題の最終的解決であり、ホロコーストの思想的根拠である。
フレンズじゃなくても万民に保障されているのが人権だ。なぜこんな当たり前のことをわざわざ言わなくてはならない?えっ!?この人ってようこそジャパリパークへ作詞作曲、SSSS.GRIDMANOPテーマ、ウルトラマンルーブ主題歌などを歌っている今をときめくトップアーティストオーイシマサヨシさんと共に幕張メッセで5000人を前にライブをした加藤純一ですか!?こんな酷いことを言ってたなんて信じられません pic.twitter.com/i6KnXIvErC
— GALE BOOMERANG (@flipflappers557) December 19, 2018
この作詞をした大石昌良が差別主義者DV戦士加藤純一の仲間だと判明したことで、私のけもフレナチス論が正しいと更に更に更に証明された。たいだい、このご時世に『やおよろず』だの『ジャパリパーク』だの安易に使ってる連中がウヨじゃないか怪しまないのは勘が鈍いと言わねばなるまい。
奴らは「フレンズ」以外の存在を認めないであろう。のけものがのけものでいる権利を奪うな!
Welcome to ようこそジャパリパーク!
今日もドッタンバッタン大騒ぎ!
うー、がおー!
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