忍者ブログ

塗説録

愁いを天上に寄せ、憂いを地下に埋めん。

漢籍置場に『先秦諸子詩歌』のコーナーを設けて十四の詩文を掲載

焚巣館 -先秦諸子詩歌-
https://wjn782.garyoutensei.com/kanseki/kanshi_senshin_shoshi/main.html

 先秦諸子の書物に引用された詩を集めたもの。過去に訳していたものとざっくり思いついたものだけを訳して掲載した。ただし詩経に掲載された詩は省いているので結果として逸詩集となる。

 というか、諸子百家の書に掲載されたとかいう謎の基準でコーナーを設けず、最初から先秦逸詩集とかにしておけばよかった。この区分のために春秋左伝に掲載された逸詩は省かれている。諸子百家の書に引用されているかを基準に掲載を決めているのであって、諸子百家が作詩したものを集めているわけではない……はずなのに、孔子の作詞だからということで史記からも掲載しているものがあるし、自分でも何が何だかわからない。完全に企画を誤った。正直言って集めるコンセプトみたいなのがイマイチ固まっていない。

 コーナーに対する熱意が消沈しているだけで、詩についてはたのしく訳した。すべての詩にコメントも付けたよ。つけただけみたいなのもあるけど。

PR

仲長統『述志詩』の訳をホームページに掲載

焚巣館 -述志詩-
https://wjn782.garyoutensei.com/kanseki/jutsushishi/main.html

 本日の更新。昨年11月に後半部分のみを訳していたが、そのあと2月頃に全訳した。

 忍者ブログに移行して以来、ずっとブログの表題のところに掲げている一節「愁いを天上に寄せ、憂いを地下に埋めん。」の元ネタであることは既に述べたけど、訳したのは前回のブログ記事を書いた頃が初めてで、訳しながら「こんなにいい詩だったのか!」と驚嘆したものである。そして自分で訳したものを自ら読み直すたびに更なる驚嘆に驚嘆を重ね、私の最も好きな漢詩となった。ホント好き。いい。マジでいい。

 しかし、ここで大きな不安がひとつ生じた。それは……前半部分がクソみたいな内容だったらどうしようというものである。マジでどうしよう。本気で不安だった。この詩にはちょっとした思い出も付されており、なおのこと思い入れができてしまっていたのだ。これもあって訳になかなか手が伸びなかったのである。

 しかし、それでも内容はやっぱり気になったので実際に訳してみた結果……最高だった。もう最高。高きを最もにする内容である。私は賭けに勝利した。

 この詩の訳はソーシャルメディアにて先行して何度も掲載しているのだけど、ずいぶん評判もよい。漢詩の訳なんて感想が来たこと全然ないのだけど、これについてはくる。

 とにかく最高なんで読んでほしい。最高なので。